新型コロナウイルス検査の種類って?
新型コロナウイルスの検査には、PCR検査と抗原検査の2種類があります。
この2つの検査は現在感染しているかを調べることができます。
検体を採取する場所としては、鼻咽頭・鼻腔(スティックで鼻の中を拭う)、唾液(約2mL)からとなります。
PCR検査は院内で検体を採取した後、外部の検査期間で検査を行うため結果到着は翌日の昼頃となり、結果はクリニックから電話で伝えさせていただきます。
抗原検査はインフルエンザのようなキットを使用し院内で行うため、検査後数分で結果が出ます。
ただ抗原検査はPCR検査に比べ精度が落ちるため偽陰性も多くなると言われているほか、症状発症初日〜9日以内の症例にのみ診断として用いることができます。
PCR検査は鼻腔・鼻咽頭からの検体のみ、症状発症から10日目以降の方にも診断として用いることができます。
そのため現在感染しているかを確認するためにはPCR検査が第一選択となりますが、すぐに結果が出るというメリットを利用し抗原検査と併用する場合もあります。
症状のある方は診察後に検査を行いますが、感染者または感染流行地域から来た方との濃厚接触が疑われる方、もしくは感染流行地域に行った方で無症状の方でも自費で検査することができますので、検査希望の方やどうしたら良いのかわからない方は一度お電話でご相談ください。