運動負荷試験の様子

 

患者様に許可をいただいて当院での運動負荷試験の様子を撮影しました。

運動負荷試験とは運動中、運動前後の心拍数や血圧、心電図の変化を観察、記録して心臓の病態を調べる検査です。

当院ではトレッドミルを使って行い、検査中は医師が常に心電図や心拍数の変化を、看護師がバイタルサイン、身体的な変化を見ています。

トレッドミルを使った負荷試験では、患者様に心電図をつけてもらいベルトコンベアの上を歩いていただきます。7段階まであり、3分ごとに速度と傾斜の角度が上がり負荷がアップします。7段階全てやる必要はなく、その方の目標心拍数まで到達したら終了となります。

多くの方が3段階まで行くかいかないかのあたりで目標に達するか、足がついていかなくなるか、体力的な限界を感じて終了となります😊(最終ステージの7はかなりの傾斜と速度ですが、そこまでいった方を院長は一人しか見たことがないそうです😳Jリーガーの外国人選手だったとか。さすがですね!)

運動することであえて心臓に負荷をかけるので万が一のことを常に想定して、すぐに対処できるように除細動機や救急カートを用意して万全の体制をとっています。

この検査をすることで運動負荷によって心電図変化、つまり心臓に負担がかかっているのかがわかるため、とても有用な検査です。

 

負荷の程度はその方の心機能や身体機能によって決定するため、過度な負荷にはならないように設定するので安心してくださいね。

心臓に不安や違和感がある方、心臓病があってどの程度の運動が可能かわからない方など一度ご相談ください。